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SUNNYSIDE STORY

living,dining in the kitchen !?

2016.10.29

うちのうどん屋は知らぬ間に

「味や売上なんてくだらないぜ!!」と目もくれず、

託児所に向かって進化をしたのか!?

これはこれでおもしろい!!

けど、、、

次はNPOで託児所つくらないかんな・・・

*****

そういえば、

大学卒業し、社会に出て初めての上司だった尾形幸則さんに教えてもらったことを思い出した。

人間は大別すると2つに分けれる。

頭(計画)から入るタイプと身体(行動)から入るタイプの2つだ。

どっちかに偏りすぎると、うまくいかない。

自分はどちらのタイプか?を把握し、逆のタイプを意識して動くこと!!

そうしてバランスを保つこと。

そのおかげで、僕は行動することを意識するようになった。

僕は頭で先に考えれば考えるほど、マイナス思考のドツボにハマり行動できなくなる。

昔はそれで後悔することが多かったから。

*****

その尾形さんに教えられたことは多い。

尾形さんとは、大学3年生の21歳の秋、就職活動先の会社で出会った。

あの人の人間性が好きで入社を決めて、4年生の時バイトで勤務。、

その一年は結局一日も学校も行かずに働いた。(卒業に必要な単位数は3年でクリアしてた。)

彼の期待に応えようと、ほぼ毎日朝から晩まで一生懸命働いた。

けど、出会ってからたった2年半後、白血病を患い、42歳という若さで亡くなった。
寒い時期だったことを覚えてる。

最後に入院してた時、

次の春がないのも自分でわかっているのに、

病室で鼻血をだしながらでも、次の物件のために仕事してた。

「そこまでして仕事しなくてもいいですよ!!俺が代わりにやりますから!!」

っていったら、

「俺は仕事をなくしたら、社会から隔離されてる気持ちになる。

それは、ひとりの人間としていなくなる気がする。それが一番怖い」

って言ってた。

人間にとって、役割や人とのつながりがいかに大切かを理解した。

また、自分の人生にも限りがあるって感じたのもその時だ。

もうじき僕も40歳になる。

もう、あれから17年がたった。

わずかの時間しか共にできなかったけど、今も感謝してもしきれない。

時々、尾形さんを思い出すけど、いつか彼によくやったなぁ、と認めてもらえるような生き方したいなぁと、切実に思う

出会いは人の人生を大きくかえる

*****

サンテグジュペリの「人間の土地」より

人間にとっての本当の贅沢はただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。

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