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SUNNYSIDE STORY

サニーサイド進化論

2016.09.17

サニーサイドでは、日々のクレーム、アンケートでの指摘、セッティングミスの数を記録している。

その記録結果を評価するために、一般的なヒューマンエラーの確率とやらを調べてみた。

中小建設業特別教育協会というところのホームページによると、人間の間違える確率は、ダイヤル回しで20回に1回、単純な繰り返し作業で100回に1回ということらしい。

僕らの仕事に置き換えてみると(けして単純な繰り返し作業ではないし、画一的なビジネスホテルと違い部屋ごとで様々な条件が異なるのだが、そこはあえてハードルを上げて)、100室に1室は間違えやクレームをだしてしまう。

それを今の客室稼働から考えてみると、月に60件はあってもおかしくないということだ。

確かに、会社をやり始めてから3年くらいは60件とまではいかないが、30件くらいはあったと思う。

けれど、その件数は年々減っていき、今では概ね7~8件、率にして0.12%といったところにまで成長している。

しかも、労働人口の減少、慢性的な人手不足により一般求人者の人数が減った一方、様々な個性を持った仲間の人数やその個性度が増しているにも関わらず、その率はキープされたままだ。

以前ブログにも書いたが、サニーサイドでは一人前になったと判断し、次のステップを希望するスタッフに対して、自治体の機関の方々と連携して一般企業へ就職(卒業)を支援する。

そしてまた新たに個性豊かなスタッフを雇用し、その個性に合わせて役割をつくり、その個性に添って教育し、その個性を受容れ、調和がとれるように会社全体で変化していく。

つまり、常に人が流れることがDNAに組み込まれているということ。

この取り組みは、顧客から求められる品質を達成するためのハードルをあえて自らの手で上げることである。

そして、そのハードルをクリアするためには、変化することを恐れずに、すべてのスタッフが常に自らの人間力(包容力・教養)を修養し、ハード面とソフト面をともに変えていかなければならない。

(この「変化」を当たり前にするために今の流れをつくったのだが、客観的にみるとよほどのドMの仕業としか見えない。しかし競争過多の世界で生き残るのは、強いものではなく、独自の進化を遂げたものだけであると、かのダーウィン先生は仰ってます。)

*****

この6年間振り返って、変わったこともあるし、変わらないこともある。

けれど、サニーサイドに至っては僕が現場にいたころよりも、今の方が確実によくなっていると胸を張って言える。

その証拠はさまざまな数字としてきちんと出ている。

そして、これは会社を構成するスタッフ一人ひとりが変化を恐れずに自己変革した証でもある。

そりゃそうだね。

時にぶつかることもあるけれど、みんな日々試行錯誤を繰り返しながら一生懸命にやっている。

誰も手を抜かずに未来のことを考えている。

おかげさまで日々ほんとうにすばらしい会社になっている。

ありがたいことだ。

あぁ、そうか、我々サニーサイドという会社は、常には意識はしてなくても「個性が共生し、調和が発展を生む」の理念を軸に回ってて、その理念を体現してるんだと改めて思った

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