忘れることはできないな
2017.11.23
いつもの公園 ちょうど5時の時報
鳴り渡る空は 真っ赤な夕暮れどきボール追いかけて 遊ぶ子供たち
見守る親たち 自転車 子犬 木々
鳴り渡る空は 真っ赤な夕暮れどきボール追いかけて 遊ぶ子供たち
見守る親たち 自転車 子犬 木々
平穏であれたら そんなことを願う
陰影の濃淡 映画のようで
歌がきこえてる ささやかにゆれる
歌がきこえてる それぞれのタイムライン
「今 空 すごいよ」出先から届く
あの人の写真 真っ赤な夕暮れどき
タイムライン上には あちこちの町の
違う空模様 ピンク グレイ 群青
嬉しいタイミングに 救われたりしてる
陰影の濃淡 浮かんで消えた
歌がききたいの ささやかにゆれる
歌がききたいの
それぞれのタイムライン
いつどこでなにが起きるか わからない世界の果て
パラレルに日々はつづく つづける を つづけてゆく
広がるこの空の下 わたしもここにいるんだって思った
家々 公団 町の灯がともり
鳥たちも 人も 家路へ向かいだす
あのひとつひとつに 日常があって
わたしの知らない 物語があって
どんな風に出逢い どんな風に別れ
どんな風に今を 見つめているんだろう
またねと手をふる 人びとの影に
葉桜そよいだ 紙吹雪のように
歌がきこえてる
それぞれのタイムライン
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