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SUNNYSIDE STORY

ランダム要素の多いゲームの主人公 新田将人

2019.01.31

「ゲームに熱中していて、気づいたら2年くらい経ってました(笑)」自身が引きこもっていた当時について、飄々とした表情でそう語るのは、もうすぐ社員2年目を迎える新田さん。大学を中退後に就職活動するも振るわず、大好きなゲームに没頭する毎日を過ごしていました。「でも、徐々にお金がなくなっていって、タバコが買えなくなったんです。その時、『働くしかないかぁ』と、ようやく思いました(笑)」ゲームで引きこもり、タバコで社会復帰を志す。聞いているこちらが羨ましくなるような、なんとも自分に正直な人生を歩んできた新田さん。もちろん現在でも自他共に認めるゲーマーで、まさにgoing my wayを地で行くような存在です。そんな新田さんですが、現在人生の転機とも言える局面を迎えています。社員として、複数のパートさんたちをマネジメントするポジションを担うようになってからもうすぐ1年。否が応でも自分の事以外にも視野を拡げざるを得ない日々と格闘しています。果たしてステージクリアとなるでしょうか。心境を伺いました。

新田さんがサニーサイドと出会ったのは4年前。パートとして働き始めたのがきっかけでした。「人が多いし、何を話していいのか分からなくて、最初はここでやっていけるのか不安でしたが、作業を覚え始めたら少しずつ楽しくなっていったような気がします。社員さんがその日その日で目標を設定してくれて、それが達成できた時はきちんと褒めてくれたんです。目標をクリアするために行動するという意味では、ゲームに近い感覚になれていたのかもしれません」ミッションクリア。こうした日々の積み重ねが、次第に新田さんの仕事への興味を芽生えさせていきました。

新田さんの仕事に対する姿勢は、学生時代のアルバイト経験でも培われています。「スーパーでレジを打ったり、お寿司を作ったり、プール監視員や工場での鉄骨仕分けなんかも経験しました。そこで色んな社員の方と仕事をしたんですが、どの社員さんも自分の仕事はきちんとこなしているように見えたんです。もちろん文句を言いながら仕事している人もいましたが、そんな人でも任されたことはしっかりとやってました。その時に『あぁ、仕事ってこういうもんなんだなぁ』と思いましたし、それがかっこ良く感じたんですよ」新田さんの中にしっかり根を下ろしたそうした価値観は、自然とサニーサイドの仕事でも発揮されるようになっていました。任された現場を責任持って取り組み、周囲からも信頼を置かれる存在になっていったのです。パートとして働き始めて3年が経とうとしていた2018年3月。新田さんは社員としてサニーサイドに務めることになりました。

「基本的にやることはパート時代とそこまで変わらないんですが、周りからの見る目が変わりましたね。パートさんから『社員なんだから』と言われることもありますし、プレッシャーに感じることもあります。色々な人たちと一緒に仕事をするので、ランダム要素が多くて、正直まだまだ楽しむ余裕はないですね(笑)。もう少し経験値をあげて、視野を広く持てるようになりたいです」現在の心境について、飾らず感じたままを話した言葉はなんとも新田さんらしい、どこかゲームの話をしているかのようでした。ゲームでも仕事でも、熱中すると周りの声が聞こえなくなるほど集中できる新田さん。そんな新田さんにとってサニーサイドで働くということは、「広い視野」という新しいスキルを獲得するための冒険なのかもしれません。得てしてゲームはランダム要素が多ければ多いほど難しいもの。個性あふれる仲間と一緒にサニーサイドの仕事は、とりわけ難易度の高いゲームに近いのかもしれません。「クリアできた時が楽しいんですよ」ゲームの楽しさについてこう話す新田さんは、難しいゲームほどクリアした時の喜びが大きいことも知っています。最初は頼りないかもしれないけれど、冒険を進めていきながら徐々に頼もしくなっていく主人公もゲームの醍醐味。新田さんの冒険はまだ始まったばかりです。to be continued…

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