想像力の限界にチャレンジ
来期4月からNPO法人サンラインにおいて就労継続支援A型事業所の活動を始める。
株式会社サニーサイド及びNPO法人サンライン設立から6年かけて、やっと経験と実績、地域の機関との協力、信頼を得られるようになった。
これで、やりたかったことの一つを形にすることが出来そうだ。
これにより、働く意思があるにもかかわらず、様々な条件・環境により就職できない方に対し、今までより広い門戸をもって社会参加(就労)のチャンスを提供することができる。
サニーサイドとの連携を行えば、その展開・可能性はますます広がっていく。
昨年までは夢のようなことだと思えていたことが、今は現実に出来るものとしてとらえることが出来る。
これらが現実のものになれば、そうとうおもしろくてオリジナルなモデルができる。
この21世紀にふさわしい企業のあり方の一つとして、「良き雛形」となるべく結果を出せるよう努力したいと思う。
NPO法人サンライン設立趣旨
1 趣旨
・就職困難者に対する社会の無理解が、更なる孤立を助長している現状に一石を投じたい。
・就職困難者の社会進出による受益者は本人のみならず、企業、県財政等にも広く及ぶと考える。
・志を共有出来る他法人との連携を図るためにも、法人格の取得が望ましい。
2 申請に至るまでの経過
これまで、主に業務請負による役務の提供を中心とした営利事業活動を通じて、幅広く求人機会を経験してきたが、不況下であるにも拘わらず常に人材不足に悩まされてきた。広く人材を発掘する間に、働く意志の有無に関係なく、労働市場から締め出されている者に数多く出会った。
知的障害者・精神障害者・身体障害者はもちろん、健常者の中にも「負の経験に起因する怯え」、「高齢をコンプレックスに感じることに起因する積極性の欠如」のために、自ら就職機会を逸している状態にある者も多数潜在している。
所謂「総合職」に就くことが理想だが、局所作業に限る場合や、インフラ整備を施すことによって労働力たり得る人材も多いことを理解した。雇用する側の見方や姿勢を少し変えるだけで、マッチングのチャンスを拡大できると確信するに至った。
意欲や能力は充分あるのに、発揮する場面を「偏見」によって奪われていたと推測できる者を物理的・精神的に支援することにより、「社会貢献を伴う自立した個人」を一人でも多く輩出したいと考え、係る事業・活動を本格的広範囲にスタートすべく法人格取得に向け着手した。
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