「聞く」ことは「敬う」こと
2019.10.13
僕の友人でとても「話し上手」な人がいます。
いつも名人芸みたいだなぁ、と思いながら楽しく話を聞いています。
そんな彼の「話し上手」の秘訣は何かな?
と考えてみていたら、少しわかった気がしました。
彼ね、とっても「聞き上手」なんです。
誰でもしっかりと話を聞いてもらえることほど嬉しいことはない。聞かれることで相手はこころを開いていく。
だから彼はまず雑談から入り、とにかく真摯にそれを「聞く」ということをもって、相手への「人間的関心」と「敬意」を示す。
そうしたうえで、些細な質問を織り交ぜ、またそれにひたすら耳を傾けつつ、話を掘り下げ、展開させていく。
その中で相手が「何を言っているか」と同時に「何を言っていないか」にまで思いを寄せている。
こうやって考えてみると、彼の「聞く」という行為がとてもクリエイティブなものであり、それは彼の素晴らしい「才能」であることがわかる。
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わかっていても中々できないことなんです・・・
特に僕は。
そこは逆立ちしてもなおらないし、もしなおったとしても彼には到底及ばないので、周りに害のない程度にまで矯正したら、その役は彼に任すこととする(笑)
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きちんと聞けない人がきちんと話せることはない
大切な情報ほど人と人とのさりげない会話の中にある
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