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SUNNYSIDE STORY

酸っぱいだけの思い出

2017.06.30

普段、ほとんど作業着です。

みんなと同じです。
アルバイトと間違えられます。
不必要にスーツは着ません。
別に持っていないわけではありません。
似合わないわけではありません。
着飾る必要性がないと思っているだけです。
***
大学卒業して、高松の企業に就職しました。
入社した当初から何十人もの清掃パートさんの上司という立場だったのですが、
その頃の僕はスーツで仕事していた。
目の前のパートさんは作業着なのにね。
そんなある日の朝、
当時のM専務に言われた。
「お前はどこに向いて仕事をしているんだ?」
・・・・
その時に気付いたんです。
偉く思われたい、
立派に思われたい、
恰好よく思われたい、
と思っていた、
自分のバカさに。
大切なことを教えてもらうことばかりだ。
僕は失敗したり、失わないとその大切さがわからないダメな奴だ。
・・・
本当に偉くて、立派で、恰好よい奴はへんなプライドを持っていない。
まして頭や体の出来で、人間の価値を測るようなこともしない。
「逃げ」や「怠惰」を知識と理屈をもって正当化したりしない。
***
僕らはみな長所も短所もある凡人だ。
だからこそ、互いの長所を認めあい、短所を補い合わなければならない。
誰しもが誰かの力になることができる。
僕らは互いに助け合うからこそ人間だ。
この尊さと意義を僕は結果をもって証明する。
***
人間であるということは、とりもなおさず責任を持つということだ。
人間であるということは、自分には関係がないと思われるような不幸な出来事に忸怩たることだ。
人間であるということは、僚友の勝ち得た勝利を自らの誇りとすることだ。
人間であるということは、自分の石をそこに据えながら、世界の建設に加担していると信じることだ。

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