歴史に学ぶ
2017.08.01
時々、「どんな本を読むんですか?」と聞かれます。
雑誌ならブルータス、それ以外は歴史関係ですと答えている。
だって、歴史の中から学ぶことは本当に多い。
大好きな司馬遼太郎さんも書いている。
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私は歴史小説を書いてきた。
もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
歴史とは何でしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです。」
と、答えることにしている。
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである。
だから、私は少なくとも2千年以上の時間の中を、生きているようなものだと思っている。この楽しさは、───もし君たちさえそう望むなら───おすそ分けしてあげたいほどである。
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もともと歴史が好きなのである。両親を愛するようにして、歴史を愛している。
歴史とは何でしょう、と聞かれるとき、
「それは、大きな世界です。かつて存在した何億という人生がそこにつめこまれている世界なのです。」
と、答えることにしている。
私には、幸い、この世にたくさんのすばらしい友人がいる。
歴史の中にもいる。そこには、この世では求めがたいほどにすばらしい人たちがいて、私の日常を、はげましたり、なぐさめたりしてくれているのである。
だから、私は少なくとも2千年以上の時間の中を、生きているようなものだと思っている。この楽しさは、───もし君たちさえそう望むなら───おすそ分けしてあげたいほどである。
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僕らが、今悩んだりぶち当たっている壁は、きっと先人たちも同じように悩んできたはず。
昨日の晩、たかすの蓮井さんが教えてくれた。
「稽古」の稽って、「考える」って意味だよって。
だから、僕らは昔のことを調べ考えて、今なすべきことは何かを正しく知ることが「稽古」の意味だと。
「型」を覚えるだけじゃなく、その奥にある考え方、内面を学ぶこと。
そして、歴史を学ぶんじゃなくて、歴史に学ぶんだって。
うん、しびれる。毎日が稽古だ。
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