僕らはこのゲームからおります。
2017.05.26
7年前の起業のタイミングで、僕らは毎日ゲームのように繰り返される他社との競争(ラットレース)からおりました。
そして、よろこびが見いだせない仕事、自分らしくないあらゆることをやめました。
それによって、
働く仲間がよろこび、
お客さんもよろこび、
その周りの人もよろこび、
サニーサイドは発展しました。
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僕は24歳の頃からずっと経営者としてビルメンテナンス業に携わってきました。
この業界は値段だけが先行する世界。
売り上げを増やすために値下げ合戦の毎日。
そんな競争するたびに、現場は汚くなり、
スタッフはますます忙しくなる。
やってもやっても、
問題事はつきない。
おかげで、スタッフ全員が休みもなく朝から晩まで一生懸命働いていました。
確かに売り上げはどんどん上がった、
けど、全然お金は残らなかった。
誰も手を抜いていないのに。
誰もが多くのことを犠牲にして働いたのに。
それは一緒に現場に出ているから痛いほどわかる。
だから待遇や休日を増やしてあげるためにと思い、
もっともっとと頑張った。
会社がよくなれば、僕らもきっとよくなるはずだった。
けど、
やってもやっても、
やってもやっても、
どれだけ仕事したって
何も変わらない。
ほんとに、
ほんとに、何も変わらない。
外見だけが派手になっていっても、
僕らの心はすさんでいく。
これは無限に続くんではないかと思えた。
耐え切れずに仲間はやめていった。
仲間を失って分かったことがある。
この苦しみは、仕組みややり方、ましてや規模の問題なんかじゃなく、
根本的な「心」の問題だと気付いた。
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自分で生みだす会社はこんなことにしたくなかった。
だから自分らしくないこと、嫌だと思うことをいっぱいやめました。
あらゆる人を受け入れる器になれるようにと、自分のこだわりをなくすことを意識しました。
そのうえで、経営を成り立させることを考えました。
だから他社さんがしたくない、嫌だときらっていること、
半ば捨てたいなと思っていることを自分の得意にすることに決めたんです。
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僕らはバブル世代の人たちがコケてきたのを見てきた世代だ。
そんな僕らだからこそできる企業のあり方を追求する。
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