バランスの美
2017.03.04
よくサニーサイドは社会的弱者と言われる方の雇用のことだけがクローズアップされる。
確かに社会的にも意義があることだし、他社があまりやっていないことだから、とても「美化」される。
けれど、僕がこの会社でやりたいのは、この猪熊源一郎の描くような「バランスの美」だ。
サニーサイドの経営理念「個性が共生し調和が発展を生む」からでもわかるように、どれか一つに偏ったもの、単純化されたものは目指していない。
確かに何かが特化されたものはシンプルでわかりやすい。
しかし、そこには僕の感覚での「美しさ」はないと思う。
だからサニーサイドでは、健常者・障がい者・ニート引きこもり・高齢者・学生など、社会的背景なんか関係ない。
僕らはそれら異なる個性のメンバーの力を組合わせて、成果を出すことを意識している。
つまり各自の個性をひとつの形としてとらえ、そこに色を付けたり分割したりと調和がとれるように役割・責任配置を行い、みんなでひとつのものを目指す。
それこそ「バランスの美」であると思う。
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僕らは企業であるがゆえに他社に負けない品質を提供できないと倒産します。
その品質の提供を、あらゆる個性を調和させることをもって実現しようと毎日一生懸命に努力している。
これには本当に多くの苦労と困難があるが、力を合わせてそれを乗り越えることに「意義」があり、そこに人間としての「美しさ」が存在すると思う。
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