アートから文化へ
2019.08.18
「サニーサイドがやっていることはアート(芸術)だ。」
と言われることがあります。
僕が思うアートは、
「既存の感じ方や価値観では捉えきれないものを表現した」
ことやものだと思っています。
(上手い下手とか言う技術的な要素は関係なく)
だからアート的だと感じる人も多いということは、
「特別なことをやっている」
と捉えられているということ。
個人的にはそんな「アート」と感じるのではなく、より平易で身近に感じる「文化」といえる次元を目指してやっていきたい。
そのためには、もっと自分たちのいろんな仕事やものごとを分解し、シンプル・簡単にし、それを「できる人」を増やす。
そして、ちゃんと結果を出して、みんなに広く知ってもらう。
その結果、
「ここやってること大したことないけど、成果スゲーじゃん。俺もちょっとやってみよーかな」
うれしげに言われたいです。
そしたら僕は
「あぁー良いよ。スゲーだろ!!」
とさらりと言って、ほくそ笑んでやります。
(猪熊弦一郎が美術館の壁に書いた壁画、市民から「だれかのイタヅラ書きだ」と間違えられたそうです。サイコーっす!!)
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できると知っていてやることと、
できないだろうと思いながらやることでは、
できる可能性が圧倒的にちがうだろうと思うのだ。
「できる」について知っている、ということが、
なにかをできるようにさせる。
糸井重里
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