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SUNNYSIDE STORY

高松散策

2016.12.19

高松は遠い。

琴平からだと1時間以上、会社からでも40分かかる。

だから、高松に行く機会があればできる限り楽しみたいと思っている。

今日は、打ち合わせと勉強会があり高松へ。

その合間の時間で次の春開業するホステルのために、その周辺地域の情報を集めた。

体調がよかったので、北浜アリー、三越周辺のお店、アート、銭湯、他のホテルの立地・価格などを歩いて調べた。

(うちが管理してる現場が北浜アリーの近くにあるけど、歩いてまわったのは初めて)

頭の中にテーマがあると、見える景色が変わってくる。

改めて、こんな小さなエリアの中でも宝物が多いなと思う。

そういえばひだまり不動産の内海さんが言ってた。

「高松はコンパクトで、個性ある面白いお店や会いたいなと思う人にすぐ会える。」

本当だ。

大切なものは、小さいし見つけにくいかもしれないけれど、いつもすぐそばに確かに存在する。

それをすくいあげて、磨きこんで、輝かそう。

今回のホステルの建物もそう。

みんなが価値がないと思って見捨てたような建物。

路地だったり、駐車場がなかったり欠点は確かにある。

けれど、視点を変えれば輝くところがたくさんある。

この建物とその価値を再生し、いろんな人を呼び、あらゆる人の雇用・役割・つながりを生む。

あらゆる物や人に息吹をふきこむことで、それらは再び躍動しだす。

そんな風景が見てみたい。

海の香りに包まれながら、そう考えた。

うちのホステルの屋上にもこの香りが届くといいなぁ。

世の既成概念を破るというのが、真の仕事である。って司馬遼太郎さんが書いてたな。

明日も高松。はよ寝よう

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