ストレスの連鎖
2019.03.10
むかし、ニホンザルを研究した人の文章を読んだことがあって、
ニホンザルを怒ると、怒られたニホンザルは怒った相手に反撃するんじゃなくって、別のニホンザルを怒る。
そこで怒られたニホンザルは、また別のニホンザルを怒る。
しかも、これは猿の中でもニホンザルだけの特徴。
人間も怒りなどのストレスが溜まりイライラする。
何らかの手段でそれを解放する瞬間に脳内に一種の快感物質が出るらしい(気持ちがめちゃ軽くなってすっきりする)
一度それが刷り込まれたら、それがストレスに対応する方法だと脳は思い込む。
もし、それがニホンザルのように怒りとなって誰かを傷付けることだったとしたら、その時に一番言いやすい相手、つまり言っても害が無い、それが許されるだろうと思う人に向かう。
そしてそれは延々と連鎖していく。
誰も好きでやってるわけじゃないけど、
自分のストレスをぶつける=怒る→負の連鎖
相手のことを思い指導する=叱る→成長
聞いてる方は、この人はただ怒ってるいるだけなのか、それともきちんと叱ってくれているのかの区別くらいはつくよね。(叱ってくれたとわかるならストレスはたまらない)
いろんな状況あるけれど、心の余裕を持って、一度ぐっと堪え、自分を見つめなおすくらいはできればいいな。
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