佐賀人が通った後はペンペン草も生えない?
以前、こんな言葉を教えてくれたことを思い出した。
それって、いわゆる「セコイ人」or「ガメツイ人」が多いってことなんかな?と思いながら佐賀に入った。
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唐津には行ったことがあったけど、佐賀市内は初めて。
土曜の夕方、わりと開けた駅周辺にはあんまり人は歩いてないけど、居酒屋さんはとにかく満席。
5件ぐらい廻ったけれど、どこのお店も満席で入れない。
佐賀人は集まってお酒を飲むのが好きなんかな?仲間と語り合いたい人が多いのかな?
(僕は人見知りやから、そっとしておいてほしいけど・・・)
次行ったときは、居酒屋に入ってこっそり聞き耳立てて、色々観察してみようと思う。
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さて、幕末の佐賀藩が好きな僕は、佐賀城本丸歴史館に行った。
めちゃくちゃ立派な資料館で、ちょっとびっくり。
入口のアームストロング砲に見とれてたら、ガイドのじいちゃんが寄ってきて一生懸命説明してくれ、
佐賀藩がそれを造った理由や、それを使いたくなかった理由を熱く説明してくれた。
(あまりの破壊力ゆえに日本人同士には使いたくなかった。)
僕が知っている範囲で返答すると、スイッチが入ったようで喜しそうに、いっぱい教えてくれた。
知らないことを知ったことより、そのじいちゃんの気持ちがうれしかった。
プチ演劇も行われてて、佐賀の偉人たちの思想について教えてくれた。
子供もいっぱい見てるけど、僕みたいなおっさんでも半泣きで感動するから、ぜひ見た方がいい。
特に佐賀の若い子は見て!!おすすめします。
資料も多いし、今まで見た資料館の中では断トツに面白い。
そして、入館料が無料!?
展示の最後に箱が置かれてて、そこに満足度に応じた募金をお願いするというシステム。
こんなに立派やのに、全然セコクないやん!!
香川県なら内容みる前に、1000円は徴収されていると思う。
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多分、僕思うに佐賀の人は「セコイ」とか「ガメツイ」のではないと思う。
幕末、佐賀藩は日本を外国から守るために、質素倹約をもって藩の財政の立て直し、様々な技術の導入と若い人材の教育を行った。結果、日本最高の技術力を持ち、幕末の雄藩の一つとなって今の日本の基礎をつくった。(日本赤十字・早稲田大学・東芝の基礎は佐賀)
そのことからもわかるように、佐賀県民は、目的を達成するために倹約する自戒・自制の精神が強くて、研究熱心で、他人に対して(特に若者)にめちゃくちゃ親切というか教育熱心というか世話焼きというか・・・
多分そういうのが「好き」な県民性なんだと思う。
だからそれを「ペンペン草も生えない」くらい、徹底的に実行する人が多いのだと思う。
それを他の県民が驚いて、最初の言葉になったのじゃないかなぁ。
と勝手に思う。
これって、人としてすごい美点よね。
ていうか、本来の日本人らしい日本人とは、佐賀県民みたいな人を指しているのだと思った。。
改めて尊敬した。
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コメント3件
僕の知り合った佐賀の方はとても素敵な人ばかりです。
実際に行ってみて、やっぱりいい人が多く、自然も豊かで良い所だと思いました。
こちらこそコメントありがとうございました。
また佐賀県に行きたくなりました。
佐賀県 素晴らしい風土 県民性 そして素晴らしい焼き物まだ一度も暮らした事は、無いけれど…九州の中でも静かに賢く暮らしておられる印象ばかり。
ただ 自然環境は天から授かったもですから守り抜かねばなりませんが 長崎から福岡までの西九州新幹線通過阻止と反対は残念ですね…県民から選ばれた現知事・県議員(議会)の判断とはいえ 将来どうされるか注視していきたいものです。
私は、佐賀県有田町で生まれ、今は、大阪に住んでいます。
「おまえは、佐賀か。佐賀の人間は好かん。」みたいに、佐賀と言うだけで、バカにされました。
佐賀県人のいいところをよく見ていただきました。
ありがとうございます。